ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 12月5日は「アルバムの日」。アルバムをつくることで、子どもへの愛着が生まれる事を実証 ナカバヤシ
ナカバヤシは、大阪教育大学の研究チーム(代表者:大阪教育大学 教育学部教員養成課程家政教育講座 准教授 小崎 恭弘)と進めている「子育てにおける写真及びアルバムの意義に関する実証的研究」をテーマにした受諾契約研究における心理実験結果を2018年11月に発表。
『アルバムづくりが子どもへの愛着を形成する』という効果が実証されました。
写真のデジタル化が主流になった今般、同社はアルバムづくりの意義や効果を、これまでの“感覚的"な判断ではなく、“学術的"な解明・実証を進めるため、大阪教育大学の研究チームと2016年4月より受諾契約研究を行っている。
この度、「フォトアルバムの作成による対象児童への愛着形成に関する検討」をテーマに、アルバムをつくることで、対象の子どもに対し愛着形成をするか否かを心理実験により実証した。
実験は、大阪教育大学の学生42名を対象に行われた。(実施期間:平成30年2月~7月)
結果、アルバム・デジタルアルバム・写真のみを記憶、という3種のうち、アルバムを実際に用いる方法が、対象児童への愛着を明確に形成することが明らかになった。
『PCやスマートフォン等の端末で写真を見る・デジタル上でまとめる・自動で整理されたアルバムを見る』という行動が当たり前になっている昨今、『ただ、写真を見ているだけでは子どもに対する愛着は形成されず、アルバムをつくることで愛着が形成される』という“学術的”な効果の実証が得られたことで、今後、子育てに対するアルバムの考え方を見直していただく機会に繋がることを期待している。
今年でフエルアルバムの発売50周年を迎えた同社は、2016年から開始しているアルバム研究において、これまでもアルバムづくりが子どもの成長に与える影響などを明らかにした。
引き続きアルバムに関する研究を継続し、潜在的ニーズや市場変化に対応した商品開発や訴求、学術的な研究活動など、アルバム文化の啓蒙活動を続けていく。
結果の詳細については、論文資料(平成30年7月31日紀要受付)をご参考ください。
Webサイト「アルバム研究所」(URL:https://album-labo.com/)でも、同内容を一般公開しています。
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