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浦上裕生氏(菊屋浦上商事)が代表理事に就任、相模原事務用品協同組合
2019年09月02日

相模原事務用品協同組合は8月23日、サンエールさがみはらで、「平成30年度第27回通常総会」を開催した。

任期満了による役員改選では、吉野賢治代表理事(ミリオン事務機器)が退任し、新代表理事に浦上裕生氏(菊屋浦上商事)が就任した。

総会は、組合総数12人中、出席11人、委任状1人で行われた。吉野賢治代表理事を議長に選出し議案の審議に移り、いずれも原案通り承認可決した。

冒頭、吉野代表理事は、平成30年度を振り返り「売上高は昨年度対比で微増ながら六%伸ばす事ができた。中小企業にとっては、まだまだ厳しい状況にあります。組合員数も後継者問題、事業転換により2社が減り新たな会員の増強が必要。それには組合員が支えあえる仕組みづくりを考えないといけない。組合も官公需適格組合として役割を着実に実行し、一層の努力が必要と思っています。今後も皆様の支援、協力をお願いします」と挨拶した。

事業活動については、神奈川県中小企業団体中央会の支援で、三秒販促マン真喜屋実行氏による勉強会・店舗診断・アドバイス。また、再生紙の供給問題が浮上し製紙工場の視察研修。更に環境経営理念に基づき、市内の地域間伐材を利用した製品の理事研修、エコアクション21経営環境マネジメントシステムの推進。「潤水都市さがみはらフェスタ2018」、さがみはら地球温暖化協議会、かながわ新製品研修会への参加や、児童工作展への協力を報告した。

次いで令和元年度基本方針は、経済状況に見合う営業体制を確立すると共に、官公需適格組合の自覚を深め受注事業に努め、共同事業を組合員が協調裡に円滑に行う。

そのために、急速に変化する経済への対応、受注契約の履行。自然保全を未来に向けてのテーマとし、エコアクション21の推進。環境配慮型商品と安全確保を意図した商材の提言を図っていく方針だ。

総会終了後、場所を移して懇親会が行われ浦上新代表理事は「昨今、AI、IOTといった商品が発売されるなか、昔からある文房具。これから新しく発売される文房具をどうやって拡販し相模原市に供給することができるのかが課題」と指摘。

続けて「環境に関する活動において持続可能な開発目標SDGs推進や社会的な模範となるエシカルナ製品の取り扱いも検討していきたい」と挨拶した。

〈新役員〉
代表理事・浦上裕生(菊屋浦上商事)。専務理事・亀山謙治(橋南堂)。理事・中森和博(敏正堂)、金子恒弘(洋文堂)、佐藤幸一(宝月堂文具店)。監事・吉野賢治(ミリオン事務機器)


 

新役員左から)宝月堂文具店・敏正堂・菊屋浦上商事・洋文堂・橋南堂
新役員左から)宝月堂文具店・敏正堂・菊屋浦上商事・洋文堂・橋南堂
浦上新代表理事は「環境に関する活動において持続可能な開発目標SDGs推進やエシカルナ製品の取り扱いも検討していきたい」と挨拶
浦上新代表理事は「環境に関する活動において持続可能な開発目標SDGs推進やエシカルナ製品の取り扱いも検討していきたい」と挨拶