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工芸の未来を背負う、気鋭のブランドに出会える展示会「第5回合同展示会 大日本市」開催 中川政七商店
2020年02月12日

工芸の未来を背負う、気鋭のブランドに出会える展示会「第5回合同展示会 大日本市」が、2月5から7日まで、東京・天王洲アイルの寺田倉庫 B&C HALL で開催した。主催は中川政七商店。

「大日本市」は、『出でよ未来の一番星。作り手たちの登竜門』。をコンセプトに掲げ、見本市ではなくその場で注文できる商談会が特徴。前回開催時には過去最多の約2600名が来場し、全国の工芸メーカーと小売店バイヤーが集う場として規模を拡大してきた。

今回のテーマは『アタラシイものづくりと出会う3日間』。

会場には、古くからある技術や風習を今の暮らしに沿わせたものづくり。素材を生かして新たなジャンルに挑戦するつくり手や、伝統をつなぐため、工場を譲り受けた若者たち。地域の魅力を再編集した産地ブランドなどが出展。

初出展となる21ブランドや今年デビューとなる8ブランドなど、全国各地から気鋭の衣・食・住のものづくりを行う55ブランドが一堂に会した。

和紙雑貨を扱う、手漉き越前和紙のメーカー山次製紙所(福井県|越前市)は、挑戦し続ける姿勢がつくる現代和紙。日本の生活に馴染んでいた和紙が洋紙に置き換わる中で、洋紙だけでなく和紙にも 「多様な用途」を持たせ、和紙の可能性を模索していきたいと考え立ち上げたプロダクトラインから「カードケース」などを紹介した。

紙の道具「紙器具しきぐ」を提案するブランド大成紙器製作所(大阪府|東大阪市)は、伝える・収める・設えるを理念とした新しい紙の日用品を提案。大阪を拠点とし、紙箱や紙管を中心とした印刷や加工技術と、そのネットワークを活かした会社が立ち上げた。紙から生まれる文化を耕し、作り手と使い手を繋げる試みを目指している。お祝いや感謝の言葉をレーザー加工で表現したグリーティングカードは、平らな面に置いて、指で押すと揺れ動き、光に当てるとメッセージが影となり机上に映し出される。


特別企画「アタラシイみせづくり」には、東京・蔵前にある「書く」きっかけづくりをコンセプトにした店「カキモリ」の代表・広瀬琢磨氏のトークイベントなども催された。
工芸の未来を背負う、気鋭のブランドに出会える展示会「第5回合同展示会 大日本市」
工芸の未来を背負う、気鋭のブランドに出会える展示会「第5回合同展示会 大日本市」
お祝いや感謝の言葉をレーザー加工で表現したグリーティングカードは、平らな面に置いて、指で押すと揺れ動き、光に当てるとメッセージが影となり机上に映し出される。 大成紙器製作所
お祝いや感謝の言葉をレーザー加工で表現したグリーティングカードは、平らな面に置いて、指で押すと揺れ動き、光に当てるとメッセージが影となり机上に映し出される。 大成紙器製作所
和紙にも 「多様な用途」を持たせ、和紙の可能性を模索していきたいと考え立ち上げたプロダクトラインから「カードケース」  山次製紙所
和紙にも 「多様な用途」を持たせ、和紙の可能性を模索していきたいと考え立ち上げたプロダクトラインから「カードケース」 山次製紙所
和紙にも 「多様な用途」を持たせ、和紙の可能性を模索していきたいと考え立ち上げたプロダクトライン
和紙にも 「多様な用途」を持たせ、和紙の可能性を模索していきたいと考え立ち上げたプロダクトライン