キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、コンシューマー市場の若年層向けマーケティングと商品・サービス開発を強化することを目的に、企業内起業「ichikara Lab(イチカララボ)」を設立した。
近年、スマートフォンの普及により、若者にとってフォトイメージングの世界がより身近な存在になり、その楽しみ方は多様化しています。SNSで写真を共有する一方で、プリント写真をリアルなコミュニケーションツールとして活用するなど、従来の「写真」という枠を超えた多様な楽しみ方が広がっており、そうした若年層の趣味趣向へアプローチするマーケティングは、今後ますます重要視される。
「ichikara Lab」は、若年層マーケティングの強化と新たな顧客層へのリーチをめざす、キヤノンMJで初めてとなる企業内起業です。
「ichikara Lab」の専任メンバーである4名に加え、キヤノンMJの複数の部門から集まった若手社員約30名で構成され、若年層マーケティングの研究と、若年層向け商品・サービスの開発を行います。
若年層マーケティングに関する取り組みでは、若年層のライフスタイルや購買行動、トレンド等の分析を行います。また若年層向け商品・サービスの開発では、ミニフォトプリンターiNSPiCやSELPHYのマーケティングプランニングを行うとともに、既存製品の市場に合わせたカスタマイズを含む、新規商品・サービスの開発をめざします。
企業や大学、高校との協業マーケティングも実践し、オープンイノベーションの若年層マーケティングの協業プラットフォーム構築をめざします。