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リコー、植物と空気からできた発泡PLAシート「PLAiR(プレアー)」のテスト販売を開始
2022年01月12日

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、温暖化による気候変動や廃棄物による環境汚染といった社会問題の解決に貢献するため、2020年11月から市場開発に取り組んできた、植物と空気からできた新素材「PLAiR(プレアー)」のテスト販売を本日開始します。

「PLAiR」は、トウモロコシやさとうきびなどに含まれるデンプンを原料としたポリ乳酸(PLA)を、独自の「CO2微細発泡技術」で発泡させた、しなやかさと強さを兼ね備えた発泡PLAシートです。今回販売するのは発泡倍率 15倍、厚さ 2mm、幅 500mm、長さ 80mのロール状の製品で、緩衝性・断熱性を備え、型抜きや印刷、溶着などの加工が可能です。本テスト販売を通じて、緩衝材や梱包材から容器などの加工品まで、「PLAiR」のさまざまな用途への活用可能性の検証を目指します。

「Driving Sustainability for Our Future. 〜持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーは脱炭素・循環型社会の実現を目指し、「安心して使える」があたりまえの未来に向けて新素材「PLAiR」の開発を進めてまいります。


■植物と空気からできた新素材「PLAiR」の特長

・しなやかで強く、断熱性や緩衝性を有している

・発泡倍率を変えることで、梱包材や緩衝材、各種容器などに広く使用可能

・カーボンニュートラルかつコンポスタブルなので環境にやさしい(焼却しても大気中の二酸化炭素を増加させず、一定の環境下で水と二酸化炭素に分解する)

詳細は技術情報をご覧ください https://jp.ricoh.com/technology/tech/091_PLAiR