創業104年の㈱ニューコン工業は、国内自社工場でMade in Japan製品を製造、開発、設計、試作、量産、アフターサービスまで一貫して実施。
そのため、顧客の様々な要望にもスピーディーに対応できるのが強み。製品は、国内では市区町村・企業、海外では国際連合(UN)をはじめとした世界各国の事務所でも採用されている。
主力製品の「シールプレス」は、年始から3月末にかけ需要が高まる。主に学校の学生証・受験票・身分証明書の写真に、エンボス(凹凸)加工を施し割印として使われる。
ただ毎年この時期に集中して使用されたあとは保管。翌年、使うため出してみると動かないなどのトラブルで慌てることも。そうならないよう、少し前の点検を呼び掛けている。
「シールプレス」は、手動と電動タイプの二つのタイプを用意し、作業量に応じて選べる。
なかでもコンパクトで、簡単な操作が受けているのが「手動シールプレスEMSー110」。証明書・会員証・登録書の認印。はがき、封筒の刻印(点字として)書類・便箋・封筒のロゴ刻印としても重宝されている。A4サイズにも対応するよう、書類の中心に印面が来るように奥行110ミリ。印面のサイズも27ミリ、36ミリ、45ミリを揃えた。ハンドルも握りやすい形状にし、印面の向き変更も可能。不正使用を防止できるキーロックを標準装備した。
今、コロナ禍で停滞する地域経済の活性化を促すために「地域振興券」の発行が全国各地で行われている。それに合わせ、商品券の枚数を数えられる「計数機」への問い合わせが相次いだ。
紙幣・紙葉計数機「BN106」は、各種商品券、ビール券、日本銀行券、外国紙幣、の枚数計数ができる。オートスタート・マニュアルスタート切替可能。バッチ(枚数指定)・加算機能。ほこり排出ファン搭載。自己診断機能。見やすい窓口用対面ディスプレイはオプション。重量5.3kg、サイズW280×D236×H206mm。定格電圧・周波数AC100V、50/60Hz、定格消費電力40W、計数スピード800・1000・1200枚/分、ホッパー容量300枚、スタッカー容量200枚、計数可能寸法(mm)縦50〜100、横100〜181、厚み0.06〜0.12。(各種商品券の計数を希望の場合は券を借り工場での設定が必要)
「契印機」は、契約書作成などに最適で、契印(割印)と綴じ込み(ステープラー)が同時処理契印・割印の役目を果たす。一度にまとめて打抜くので契印もれもなく、用紙の追加・削除などの偽造・改ざんを防ぐ。穴文字の処理で、永久的に保証・証明・確認などの役割を果たせる。文字の種類も数字・英文字やオリジナルにも対応。契印機電動機種は、全機種フラットステープラー対応で作業効率を高めている。
電動機種「PEF―18」は18枚契印。市区町村の戸籍抄本、住民票を発行する住民課や各出張所などで導入されている。
http://www.newkon.co.jp/index.html
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「シールプレス」は、年始から3月末にかけ需要が高まる。主に学校の学生証・受験票・身分証明書の写真に、エンボス(凹凸)加工を施し割印として使われる |
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紙幣・紙葉計数機「BN106」は、各種商品券、ビール券、日本銀行券、外国紙幣、の枚数計数ができる。オートスタート・マニュアルスタート切替可能 |
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「契印機」は、契約書作成などに最適で、契印(割印)と綴じ込み(ステープラー)が同時処理契印・割印の役目を果たす。 |