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キヤノンMJ AIモデルとの自然な対話が生み出す新しい接客体験の実現へ
2025年05月29日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、AI model株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:谷口 大季、以下AI model)およびカサナレ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田 喬一、以下カサナレ)と共同で、生成AIを活用した次世代の接客体験の創出を目指し、リアルタイムで自然な対話ができる「対話型AIモデル」の実現に向けた実証実験を開始しました。

 

「対話型AIモデル」のイメージ

本実証実験では、店舗や施設、観光地などさまざまな接客・案内シーンにおいて、AIで生成された「対話型AIモデル」との自然なコミュニケーションを実現することで、次世代の接客体験の創出を目指します。

AI modelのモデルを生成するAI技術および高精細な映像技術と、カサナレの自然な対話を可能にするAI技術を組み合わせ、キヤノンMJがユーザーのニーズや満足度の検証などマーケティング活動を通じて、業務負荷の軽減と高品質な接客の両立を図る新たなソリューションの実用化を目指します。

実証実験では、商業施設やショールームなどの実際の現場で「対話型AIモデル」を活用し、利用者がどれだけ自然に会話できるか、また、どのような業務の効率化や顧客体験の向上につながるかを検証していきます。今後は、観光地や公共機関、企業の受付など幅広い業界への展開を視野に、サービスとしての有効性と提供方法の最適化を検証します。

 

AI modelは、独自に開発した生成AI技術と撮影ノウハウにより、ECサイトやテレビCMなど多様なメディアにおいて、オリジナルのAIモデルを用いたクリエイティブの生成から運用までを一貫して手がけています。コンテンツ制作を効率化しながら高品質と独自性を両立することで、制作リードタイムの短縮やコスト削減を実現し、効果的なプロモーション、販売促進にも寄与しています。

 

カサナレは、LLM Ops(大規模言語モデル オペレーション)やRAG(検索拡張生成)に強みを持ち、機能単位の生成AIシステムを企業や部署ごとのニーズに応じて柔軟に組み合わせる「カサナレテクノロジーピース」を提供しています。LLMを活用した音声認識および音声生成技術は、多言語への対応だけではなく会話の状況や背景などコンテクスト(文脈)も理解するため、自然な会話の実現が可能です。

 

キヤノンMJは、社会課題の解決と未来の価値創出を目指して、オープンイノベーションを積極的に推進しています。今回の取り組みを通じて、AIとクリエイティブを活用した新たなサービスを創造し、社会の発展へ貢献していきます。



  • AI model概要:

会社名

AI model株式会社

設立年月日

2020年8月

所在地

東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー

代表者

代表取締役 CEO 谷口 大季

事業内容

AI生成のモデルやタレントによるソリューションの展開

URL

https://ai-model.jp

  • カサナレ概要:

会社名

カサナレ株式会社

設立年月日

2022年8月

所在地

東京都渋谷区道玄坂1丁目12−1

代表者

代表取締役 安田 喬一

事業内容

オーダーメイドの生成AIシステムの提供

URL

https://kasanare.co.jp/