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【日本理化学工業】大阪・関西万博ブース出展
2025年06月30日

日本理化学工業株式会社(本社:川崎市高津区、代表 大山隆久)は現在開催中の大阪・関西万博にて、7月21日から23日の3日間、関東経済産業局さまのブースにて展示及びワークショップを行うことが決定しました。

関東経済産業局のブースでは、【「食」からのぞく! 関東のモノ・コト・ワザ】をテーマに、「地域企業と共創し、関東の良いモノ(技術・伝統文化・資源・取組等)を、未来社会を担う若者・こどもに紡ぎたい。」をコンセプトとした、身近なテーマ「食」を切り口とした展示を実施します。

日本理化学工業は、「食」のサイクル「つくる」「たべる」「いかす」、計3台のブースを構成のうち、「いかす」のブースで廃棄されるホタテ貝を微粉末にして配合したダストレスチョーク、米ぬかから抽出されるライスワックスを使ったキットパスを、いずれもアップサイクルした商品として展示、体験ワークショップを行います。

 

■開催概要

日程:令和7年7月21日(月)~23日(水)

場所:大阪・関西万博 フューチャーライフビレッジ 「TEAM EXPOパビリオン」

テーマ:「食」からのぞく! 関東のモノ・コト・ワザ
「食」のサイクル「つくる」「たべる」「いかす」ごと、計3台のブースを構成

     ※日本理化学工業のダストレスチョークとキットパスはそのうち「いかすブース」での展示

 

■展示趣旨(関東経済産業局様より)

関東地域は、多くの企業本社や中小・ベンチャー企業が集積するビジネスの中心地として、日夜最先端の技術・ワザが生み出される一方、多様な環境に紐付く食や伝統工芸、観光など、ミャクミャクと受け継がれた地域資源が息づいています。

大阪・関西万博は、その関東をフィールドとして仕事をしている私たちだからこそ知っている、これらの技術・ワザ・地域資源そして環境・エネルギーの取組みを、国内外の多くの人に届けることができる絶好のチャンスです。

日本の未来のために大切にしていきたい「関東の良いモノ・コト・ワザ」を、未来社会を担う若者やこども達に伝えるべく、地域企業と共創して大阪・関西万博において展示を行います。

 

画像「いかすブース」“食を「ふたたび」いかす”

 

展示内容

食品の端材・廃材等を新たな製品に生まれ変わらせる技術、アップサイクル、資源循環を身近に感じてもらう。そのため、製品とその途中の素材を展示するともに、アップサイクルで生まれた絵具で「透かし絵」を描くワークショップを実施する。

 

 

 

 

 

 

#ホタテがチョークに?

#米ぬか再生画材の描き心地を体感

 

 

※ダストレスチョークとキットパスの環境配慮について

社長大山が今回の展示テーマである、〝食〟に関するアップサイクル、サーキュラーエコノミー(循環経済)の視点で、商品であるダストレスチョークとキットパスの環境配慮について関東経済産業局様のインタビューにお答えしたものを抜粋します。

 

「チョークに使用するホタテの貝殻は、北海道で年間約20万トンも廃棄されるものをアップサイクルしたものです。製品化するまでにとても時間がかかりましたが、結果として書き味や発色の向上にもつながり製品価値が上がりました。またキットパスについては、もともと口紅などにも使用されている安全な石油系のワックスを原料としていましたが、本当に安全性、安心感を提供するメーカーとしてのものづくりを考えたときに、植物性のワックスで大きくリニューアルできないか、社内全体で取り組み、発色・消去性も損なわず、また、パッケージにも紙を使用するなど環境配慮も同時に行いました。」

 

 

■上記展示に関連した関東経済産業局様のnote記事はこちら。

#関東も共に未来へ(noteサイトへ) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フューチャーライフビレッジ 「TEAM EXPOパビリオン」

 

 

 

期間中開催される体験ワークショップ

 

「いかすブース」内で、キットパスのなめらかな質感や混色を体験できる「光の透かし絵」コーナーがあります。

 

「光の透かし絵」

A6サイズの台紙に、キットパスを使って自由に色をのせていくだけで、どなたでも素敵なアートが完成できます。

(体験費用:無料、対象年齢:どなたでも)

 

 

 

日本理化学工業株式会社について

 日本理化学工業は、川崎市と北海道美唄市に工場のある文房具製造会社です。ダストレスチョークのブランドで製造しているチョークは全国のシェア70%、黒板消しも定番商品として学校、塾などの学習施設で長くご使用いただいています。「人にやさしく、地球にやさしい」を会社の軸とし、窓ガラスや鏡などの平滑面に鮮やかに描け、濡らした布で簡単に消去することのできる「キットパス」を発売。世代を超えた「楽がき文化」が世界に広がるように、全社をあげて取り組んでいる。

会社の特長のひとつに、昭和35年に2人の女子学生を初めて雇用した障がい者雇用がある。製造の現場はほぼ100%彼らが担当し、「人が作業工程に合わせていく」のではなく「作業工程を人に合わせる工夫」で一人一人が職人の働きで会社を支えている。現在は全社員96名のうち、69名が知的障がいのある社員。2009年渋沢栄一賞受賞、2022年キットパス(ミディアム24色)がグッドデザイン賞受賞、2023年キットパス(ミディアム)がiF design award 受賞、2024年7月には日本文具大賞2024にてグランプリ受賞。2023年8月の24時間テレビスペシャルドラマでは弊社の障がい者雇用を題材に小松成美

先生が執筆されたノンフィクション、「虹色のチョーク」を原作とした【虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ】が全国放送された。

 

【キットパスとは】

窓ガラスや鏡などのつるつるとした平滑面に発色良く滑らかにかける新しいジャンルの絵具(えぐ)。描いたものは水拭きで簡単に落とすことができます。親しみやすいクレヨンタイプからお風呂で楽しめるフォーバスシリーズなどアイテムが豊富です。発色が良くさらに混色ができるため、ウィンドウアートにも最適。誰もがアーティスト、のコンセプトから、上手や下手、得意・不得意に関係なく誰もが自由に描けるキットパスです。子どもからプロのアーティストまで幅広くお使いいただけます。2022年にはキットパスで楽がきができるスペシャルカー「キットパス号」が誕生し、全国へ出動して子どもから大人まで幅広く絵を描く楽しさを発信しています。

2024年7月3日、日本文具大賞各部門優秀賞受賞式にて、kitpas by ARTIST ecruで日本文具大賞2024グランプリ(3部門15製品の中から)、キットパスミディアム全商品でiFデザインアワード、キットパスミディアム24色でキッズデザイン賞受賞など、国内外でも認められる商品へ成長しています。

 

【会社概要】

社名:日本理化学工業株式会社

本社所在地:神奈川県川崎市高津区2-15-10

代表取締役:大山隆久

事業内容: ダストレスチョーク・キットパス製造販売

社員数:96名(そのうち69名が知的障がいのある社員)

設立: 1937年

HP:www.rikagaku.co.jp