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コニカミノルタプラネタリウム プラネタリウムで培った独自LEDシステム「DYNAVISION-LED」がビジネス領域へ本格参入
2025年08月21日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)とコニカミノルタプラネタリウム株式会社(本社:東京都豊島区、社長:本 由美子、以下 コニカミノルタプラネタリウム)は、圧倒的な没入感・臨場感を実現する独自のLEDシステムである「DYNAVISION-LED(ダイナビジョン エルイーディー)」のフレキシブルLEDカーブビジョンを、展示やエンタメ等のビジネス領域で本格参入します。

 

「DYNAVISION-LED」は、日本初のLEDドームシステムによるドームシアター(世界初のLEDドームプラネタリウム)として、自社で運営するプラネタリウム満天NAGOYAとプラネタリアYOKOHAMAに導入し、臨場感あふれる美しい映像を多くの顧客に提供しています。

今後は、企業のショールーム、ミュージアム等の展示、商業施設の多目的空間のビジョン、交通・防災系コントロール室のビジョン、フライト/ゲームシミュレーターなどといったビジネス領域に参入します。

なお、2025年日本国際博覧会(以下 大阪・関西万博)における国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)による常設展示では、「DYNAVISION-LED」のフレキシブルLEDカーブビジョンが先行的に採用されています。

 

【DYNAVISON-LEDの提供する価値】

「DYNAVISION-LED」は、LEDパネルはモジュール化されており、形状、サイズ、素子ピッチをフルカスタム設計可能なLEDビジョンです。組み合わせにより、平面・曲面・波形・球形(球体)など自由自在なLEDシステム(映像表示装置)を実現できます。曲面や球面の設計・施工、映像表示技術に関しては、約70年間培ったプラネタリウム技術が活かされています。

 

従来のプロジェクターによる投映方式では表現が難しかった、抜けるような青い空や海、真っ赤な夕焼け、キラキラと輝く星空などの実写映像や、高精細なCG映像なども美しく再現します。また、奥行きが感じられることで没入感が増し、目を見張るほどのリアルな臨場感と美しい映像体験を提供します。

 

2019年から実証実験を開始し、2021年に「DYNAVISION-LED」1号機をプラネタリウム満天NAGOYAに、2022年に2号機をプラネタリアYOKOHAMAに導入しました。2024年度は2館合計で年間37万人の来場者に臨場感あふれる美しい映像を提供しました。

 

さらに2023年には、インド科学技術省が管轄する宇宙物理学研究所主導のプロジェクトである「COSMOS Mysuru Planetarium」に、インドで初めてのLEDドームプラネタリウムとして採用され、現在建設中です。

 

【大阪・関西万博 JAXA常設展示での採用】

大阪・関西万博のJAXA常設展示では、日本で初めて※、0.9㎜の素子ピッチで高精細な、縦3m×横10mの大型なフレキシブルLEDカーブビジョンが採用され、映像体験エリアに設置されています。

上映コンテンツは著名な映像クリエーターである上坂 浩光氏がプロデュースしており、人類が月に進出した歴史や、再び月を目指し、月面探査における様々なプロジェクトとその意義を伝えるというテーマです。フレキシブルLEDカーブビジョンの迫力ある映像と音響により、来場者へ月面での没入体験を提供しています。

 

このJAXA常設展示は、デジタルサイネージアワード2025において「優秀賞」を受賞しました。審査会からは「0.9㎜のフレキシブルLEDによる映像表現で圧倒的なイマーシブ感・臨場感を演出している点は評価に値する。」等、弊社技術が高く評価されています。

 

【 お客様のお問い合わせ先 】

コニカミノルタプラネタリウム株式会社

営業部 新規事業グループ

九澤(くざわ)

TEL:080-6558-3071

Email:hpl-dynavisionled@gcp.konicaminolta.com

 

※ フレキシブルパネルによるカーブビジョンにおいて、自社調べ。

※「DYNAVISION」、「満天」、「プラネタリア」はコニカミノルタプラネタリウム株式会社の登録商標です。