ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 「TSUTAYA BOOKSTORE 松菸店」を台湾屈指の文化創造拠点「松山文創園区」にオープン
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO:髙橋 誉則、以下「CCC」)とその子会社である臺灣蔦屋股份有限公司(以下「台湾蔦屋」)は、歴史的建築を活かした台湾屈指の文化創造拠点であり、年間約1,100万人以上が訪れるクリエイティブエリア台北市・松山文創園区(通称:松菸)に、「TSUTAYA BOOKSTORE 松菸店」を2026年5月16日(土)にオープンいたしました。
TSUTAYA BOOKSTORE 松菸店
台北の中心地、台北ドームに隣接する松山文創園区は、かつて煙草工場として使用されていた歴史的建築をリノベーションし、現在では年間約1,100万人以上が訪れる台湾有数の文化発信拠点へと生まれ変わったエリアです。
若者やクリエイターが集い、日々新しい文化や価値が生まれる「松山文創園区」において、臺灣蔦屋は単なる書店ではなく、書籍やアートに触れ、イベントに参加し、人と語り合う体験を通じて、新たな出会いや共創が生まれる場を創出します。
現在では年間約1,100万人以上が訪れる台湾有数の文化発信拠点「松山文創園区」
臺灣蔦屋が台湾進出14年目を迎える中で、私たちは多くの魅力的なクリエイターや企業と出会ってきました。一方で、台湾は人口約2,300万人という市場規模の特性もあり、優れた才能や価値を持ちながらも、その可能性をさらに広げていくための機会や手法を模索している現場にも数多く触れてきました。
CCCおよび臺灣蔦屋は、こうした現場での実感を通じて、「優れた文化や才能を、より広い世界へとつなげていく仕組み」が必要であると考えてきました。そのためには、単に商品や情報を届けるだけでなく、人や文化が出会い、試行錯誤しながら新たな価値を生み出していく“場”そのものをつくることが重要だと考えています。
臺灣蔦屋の社員たち
本店舗は、そうした考えを実際の空間として具現化し、台湾の文化やクリエイティブを世界へつなげていくための実験的な拠点として位置づけており、本国内に約700店舗を有するネットワークと連携し、台湾発の文化・商品・人材を日本、さらには世界へとつなげていく実装拠点として、松山文創園区への出店を決定いたしました。
台北市所有の施設であり、日系企業として前例のない挑戦ではありましたが、「台湾文化を海外へ広げる拠点をつくる」という想いを真摯に伝え、共感を得たことで実現に至りました。
CCCは2024年にSHIBUYA TSUTAYAをリニューアルし、「モノを売る場所」から「体験価値と空間価値を提供する場所」へと進化させました。
「TSUTAYA BOOKSTORE 松菸店」は、その思想をベースに、書籍・雑貨・アートの提案に加え、イベント・展示、ワークスペース機能を一体化させた、台湾の文化・クリエイティブシーンに適応した新たな店舗モデルです。
お客さま・クリエイター・企業が交わり、新たなビジネスや文化が生まれる“コミュニティ拠点”として、台湾におけるカルチュア・インフラの実装を目指します。
店内では、書籍・雑貨・アートを通じて、日本と台湾それぞれの文化の魅力を提案します。選書や展示を通じた新たな発見に加え、イベントや企画展を通じて人と人が出会い、交流が生まれる体験を提供します。また、台湾のクリエイターやブランドと日本の文化コンテンツを掛け合わせた企画を展開し、この場所ならではの文化体験の創出を目指してまいります。

(1)交流と共創を生む「SHARE LOUNGE」とワークスペース
店内には、「発想が生まれ、シェアする場所」をコンセプトに、カフェとオフィスの機能を兼ね備え、誰もが立ち寄りやすく自由に過ごせる空間「SHARE LOUNGE」を併設し、仕事や打ち合わせなど、多様な使い方ができる空間を提供します。
さらに、臺灣蔦屋のオフィス機能も内包することで、日常的に企業やクリエイターが集い、新たなアイデアやプロジェクトが生まれる環境を整えています。来店者・企業・クリエイターが自然に交わり、ここから新たな価値が生まれていく“共創の場”を目指します。

(2)歴史建築を活かした空間と、多様なイベント体験
本店舗は、松山文創園区の歴史的建築を活かしたリノベーション空間の中に位置し、文化と歴史を感じながら過ごすことができます。
約80席のラウンジ空間を備え、ゆったりとした時間を過ごせるほか、最大150名規模のイベントにも対応可能な可変型空間を設計。展示・音響設備を活用し、アート、ファッション、カルチャーなど多様なテーマのイベントを開催していきます。

(3)ASUSとのテクノロジー連携により、表現と発信を拡張する空間へ
プロフェッショナル向けIT・映像機器を世界展開する台湾発のテクノロジー企業「ASUS」は、日台の文化交流を促進し、台湾クリエイターの表現と発信を支援する臺灣蔦屋の取り組みに共感し、「TSUTAYA BOOKSTORE 松菸店」における協業を開始します。
本取り組みの一環として、台湾において商用用途として初導入となる大型LEDディスプレイ「ProArt Cinema 162型(PQ09UC)」を設置。展示・映像・イベントなど多様なコンテンツ表現を支え、空間全体の体験価値を高めます。
今後も両社は、テクノロジーとカルチャーの融合を通じて、書店という枠を超えた“発信拠点”としての進化を推進し、台湾の文化的価値を国内外へ届けてまいります。

(4)日本と台湾の文化をつなぐ企画・コラボレーション
オープン後は、日本と台湾の文化交流を促進するさまざまな取り組みを展開し、松山文創園区発の台湾クリエイターによる商品の展開を行います。松山文創産業推進センターと連携しながら、産業交流のさらなる活性化を目指します。
また、オープン時には松山文創園区発のクリエイターによる商品を紹介する専用コーナーを設置し、台湾の新たな才能やブランドの魅力を発信するとともに、「苦瓜織織(https://bitterthenbetter.com/)」「VERDE(https://www.verdemarble.com.tw/)」「Studio UNTO(https://studiounto.com.tw/)」の3ブランドの展開を予定しています。
台湾ブランド「VERDE」
さらに、台湾におけるブランド価値を中長期的に蓄積し、日本市場への展開(逆輸出)につなげる第一段階として、本取り組みを位置づけています。
台湾デザイナーC JEANと京都伝統工芸を掛け合わせた展示企画(5月16日~終了日未定)
台湾を代表するファッションブランド「C JEAN(シー・ジーン)」による展示企画を開催します。
本企画では、京都の伝統工芸が持つ素材や技法、そこに息づく思想に着目し、C JEANの視点で再解釈。工芸とファッション、過去と現在、そして日本と台湾をつなぐ、新たな表現を生み出します。
台湾デザイナーCJEANと京都伝統工芸を掛け合わせた展示企画
これらの取り組みを通じて、台湾の文化やクリエイティブの魅力を国内外へ発信していきます。
CCCおよび臺灣蔦屋は、本拠点への本部機能移転を通じて、台北市および松山文創園区との連携を強化してまいります。そして、台湾クリエイターや企業の海外進出支援に加え、日台双方の文化産業を支える持続的な仕組みづくりを推進し、「日台のカルチュア・インフラの実装」を目指してまいります。
・住所:台北市信義区光復南路133号
・取扱商品:書籍/文具/雑貨/SHARE LOUNGE
・店舗面積:105坪
・店休日:なし ※予告なく変更になる場合がございます。
・営業時間:11時~22時