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ミサワホーム2026年版「偉人の生涯と筆跡カレンダー」第77回全国カレンダー展「経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞」受賞
2025年12月23日

○ 2026年版は画家「アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック」の生涯と筆跡を紹介

○ BtoC向け企業カレンダーを対象とする部門において14年連続で「金賞」を受賞 

○ 各部門の「金賞」受賞作品から選ばれる上位賞の「経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞」を受賞

カレンダー(表紙)

1月のカレンダー「アンバサドゥールのアリスティド・ブリュアン」のポスターのスケッチ

 

  ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)の制作した2026年版カレンダー「偉人の生涯と筆跡カレンダー(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック)」が、第77回全国カレンダー展(主催︓一般社団法人日本印刷産業連合会、産経新聞社)において、応募作品351点の中から部門賞※1である金賞を受賞し、さらにその中から選出される上位賞の「経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞」を受賞しました。

 

 1950年より始まった全国カレンダー展におけるミサワホームカレンダーの入賞は、通算28回目。その中から選ばれる「金賞」を14年連続で受賞し、さらに上位賞を23回※2受賞しています。今回受賞した「経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞」は製版・印刷技術およびその機能性や市場性において優れている作品に贈られるものです。

 

 ミサワホームは、子どもや家族の成長を支える“HOME”を提供するため、家族の豊かな暮らしを考え続けてきました。カレンダーは、インテリアの一部として生活に溶け込むようシンプルなデザインにするとともに、過去の偉人たちの功績を紹介することで、その紙面がきっかけとなり親子のコミュニケーションが育まれることを願って制作しています。ミサワホームは今後もカレンダー制作を通して文化の発展に寄与するとともに、家族の会話を育むお手伝いをしていきたいと考えています。

 

※1 部門賞は、部門ごとに「金賞」(審査総数の5%相当)、「銀賞」(審査総数の10%相当)が選出されます

※2 経済産業大臣賞13回、文部科学大臣賞7回、経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞(受賞当時賞名 経済産業省商務情報政策局長賞)3回

 

■全国カレンダー展について

 全国カレンダー展は、「企業の文化的メッセージを伝えるコミュニケーション手段」「人々の生活空間に潤いを与える印刷媒体」といわれるカレンダーの印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を顕彰するコンクールです。入賞作品と実行委員会奨励賞作品は、下記にて一般公開されます。

日程:2026年1月26日(月)~1月30日(金)

場所:東京サンケイビル B1F・B2Fブリックギャラリー(東京都千代田区大手町1-7-2)

※一般社団法人 日本印刷産業連合会HP参照

 ■ミサワホームの「偉人筆跡カレンダー」シリーズ

 1988年から続く「偉人筆跡カレンダー」シリーズは、世界の偉人たちが手紙や日記などに残したサインや数字を収集しデザインしたカレンダーです。当初は、“画家”や“芸術家”など、その年ごとに共通のテーマを設定して毎月一人ずつそのジャンルの偉人を取り上げるという構成でしたが、2009年版からはこれをリニューアルし、毎年一人の偉人の生涯と筆跡にスポットを当てています。同じ人物を月ごとにさまざまな角度や挿絵を用いて紹介することで、その人生を深く掘り下げ、より内容の濃い仕上がりとしています。

 2026年のカレンダーは、エンターテインメントの聖地パリ・モンマルトルのさまざまな人々の人生を描いた画家「アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック」の、生涯と筆跡を取り上げています。現実世界をありのままに描く技法であるレアリスムの油彩画や、線描のデッサン、多色の石版画などを制作したロートレック。特に大胆な構図と色彩で描かれ、街中の話題をさらった代表作「ムーラン・ルージュ」のポスター作品や、知られざるスケッチなど、さまざまなロートレックの世界をお楽しみいただけます。

■2026年版「偉人の生涯と筆跡カレンダー」概要

・取り上げる偉人:アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)

 ロートレックは1864年、フランス南西部の古都アルビの名門貴族の長男として生まれました。7歳のころにパリに転居し名門校へ入学するも、病弱で授業についていけず、11歳で退学し故郷アルビへ戻ります。その後、二度の骨折により両脚の成長が止まってしまいました。1881年に大学入学資格試験に合格するも進学は断念、絵に専念するためパリに出て、動物画家プランストーの指導を受けながら動物画を熱心に制作します。1882年、レオン・ボナやフェルナン・コルモンに師事し、1887年春にコルモンの画塾を去り修業時代を終えると、同年夏に絵画1点が初めて売れ、プロの画家として第一歩を踏み出しました。1889年にパリのモンマルトルに「ムーラン・ルージュ」が開店、1891年に支配人シャルル・ジドレールからポスター制作を依頼されたことが、画家として大きな転機となります。「ムーラン・ルージュ」の看板ダンサーを石版画で描いた「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」は、大胆な構図と色数を抑えながらも効果的で華やかな色彩で、パリの街中で話題となり、一夜にしてロートレックを有名にしました。使い捨ての広告ポスターが芸術作品として評価されるまでとなり、その後も「ムーラン・ルージュ」をはじめとする夜の社交場の世界を描きます。37歳という若さでその生涯を閉じるまで、ロートレックはどんなに苦しいときも笑いとユーモアに溢れ、「されど、人生は美しい。」という言葉を残しました。

 

ミサワホームグループ 

「偉人の生涯と筆跡カレンダー」 特設サイト

https://www.misawa.co.jp/calendar/

2026年版カレンダーの紹介と合わせて、過去のカレンダーや受賞歴を紹介しています。また、カレンダーはハンズ、丸善ジュンク堂、伊東屋の指定の店舗にて販売しています。

■2026年版「偉人の生涯と筆跡カレンダー」 各月(1月~12月)の内容

表 紙:ロートレック自画像

1月:「アンバサドゥールのアリスティド・ブリュアン」のポスターのスケッチ

2月:アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック

3月:「カフェ・コンセール」 ジャヌ・アヴリル

4月:展覧会の招待状

5月:フェルナンド・サーカスにて、女曲馬師

6月:イヴェット・ギルベール

7月:プランストーとロートレック(画家の叔父への手書きの手紙)

8月:水没

9月:ムーラン・ルージュの舞踏会

10月:ファン・ゴッホの肖像

11月:ジュール・ルナール「博物誌」表紙裏

12月:「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」のポスターのスケッチ