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ミネベアミツミとリコー、介護現場の効率化に貢献するベッドセンサーシステムのラインアップを強化
2021年03月31日

ミネベアミツミ株式会社(代表取締役 会長兼社長執行役員 貝沼 由久、以下ミネベアミツミ)と株式会社リコー(代表取締役 社長執行役員 山下 良則、以下リコー)は、2018年に「ベッドセンサーシステム(R)」の共同事業開発契約を締結し、開発・販売活動を進めてまいりました。

このたび、2021年3月30日、ラインアップを拡充し、これまでの販売活動の中から特にニーズの高かった参考体重測定、離床アラームに機能を絞ったモデル「ベッドセンサーシステム ベーシック」をミネベアミツミより発売いたします。

「ベッドセンサーシステム」は、ベッド脚下にお手軽に設置できる見守りセンサーシステムで、利用者のベッド上での状態・バイタル情報を高精度にモニタリングすることが可能です。ベッド脚下に設置するセンサーはご利用者様の目に付きづらく、モニタリングに意識が向きにくいため、ご利用者様には普段通りの日常生活を送っていただけます。

日本では超高齢化社会の到来に向けて、介護現場における業務の効率化による生産性向上や、介護スタッフの定着性の向上が社会課題となっています。こうした課題解決に貢献するために、ミネベアミツミとリコーは共同で事業開発に取り組み、2018年7月「リコーみまもりベッドセンサーシステム」を発売しました。発売後、多くの介護現場の方々とのお話を通して、介護スタッフの人員不足や充分なケアに対する課題を聴き、「リコーみまもりベッドセンサーシステム」の中から現場ニーズが高い機能に絞り、より多くの介護事業者が導入しやすい価格帯のモデルを企画・開発することになりました。

【ベッドセンサーシステム ベーシック 特徴】

(1)参考体重の測定機能

ベッドの4か所の脚下へ高精度センサーを設置することで参考体重が測定可能です。

ベッドから移動することなく参考体重を測定することで利用者様のご不便を解消、介護施設側の業務負荷を軽減し、健康管理において重要な体重値を一元管理することができます。

(2)離床アラーム機能

ミネベアミツミの荷重センサー技術により、利用者様の在床時の荷重変位を測定し、端座位・離床時にアラームを通知することで転倒・転落などのリスク軽減に繋げます。

また、アラームにより適切なタイミングで訪室することができ、訪室過多による利用者のストレス軽減と、介護者の業務負荷軽減の両立が可能です。

ナースコール、Wi-Fi(TM)を介してアラームの伝達手段が標準装備されています。

(3)フラットセンサー

フラットなデザインで様々なタイプのベッドに設置が可能です。従来のセンサーに比して、設置しやすくスタイリッシュなデザインで、固定脚タイプにも装着可能なセンサーユニットを開発いたしました。