ホーム > オフマガ ニュース一覧 > キヤノンMJ エッジAIの柔軟な活用を実現し社会の発展を加速するIdein社へ出資
Canon Marketing Japan MIRAI Fund
Idein
Idein(イデイン)は、エッジAI/IoTプラットフォーム「Actcast(アクトキャスト)」の提供を通じて、現場のあらゆるシステムやプロセスがソフトウェアにより、柔軟にアップデートされる世界を創り、社会の発展の加速を目指すスタートアップ企業です。エッジAIは、現場のデバイス側で処理を実行し、必要最小限のデータのみをクラウドへ送信する仕組みにより、クラウドAIが抱えるプライバシー保護や通信・サーバーコストの課題を解決するとして昨今ニーズが高まっています。また、「Actcast」はAIカメラやAIマイクなど現場に設置された多数のデバイスを遠隔で一元管理・運用できるプラットフォーム機能を備えており、エッジAI技術を活用した、さまざまなDXソリューションの低コストかつ迅速な導入を支援します。すでに、都市・交通、小売・外食、広告、製造など多様な現場データに対応し、幅広い業態において豊富な導入・共創実績があります。
キヤノンMJグループは、未来志向で社会課題を解決するため、最先端の技術やビジネスアイデアの探索とオープンイノベーションを推進し、新たな価値創造に取り組んでいます。
「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、投資領域の一つとして「Business Revitalization(共創による既存の産業構造の破壊と、新たな競争力の創出)」を掲げています。今回、Ideinが持つコンパイラ処理を高速化する先進的な技術やその技術が活用できる分野の広さ、エッジAI/IoTプラットフォーマーとしての確かな実績に加え、経営陣の明確なビジョンと高い実行力に着目し、資金調達に参加しました。
キヤノンMJグループはIdeinへの出資を通じて、エッジAIの技術を活用・拡張した次世代のソリューション基盤を獲得し、AIの社会実装をより迅速かつ広範に展開していくことを目指していきます。
会社名 |
Idein株式会社 |
設立年月日 |
2015年4月 |
所在地 |
東京都千代田区神田神保町1丁目4番地13号 |
代表者 |
中村晃一 |
事業内容 |
1. Actcast事業(エッジAI/IoTプラットフォームの開発・運営) |
URL |
キヤノンMJグループは、未来志向で社会課題を解決するために新たな事業の創出に取り組む専門組織「R&B(Research & Business Development)推進センター」を2024年1月に立ち上げました。さらに、最先端の技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速するため、100億円規模のCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を設立しました。
名称(登記名称) |
Canon Marketing Japan MIRAI Fund (キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合) |
無限責任組合員 |
グローバル・ブレイン株式会社 |
有限責任組合員 |
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
ファンド規模 |
100億円 |
「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、Well Being(ウェルビーイング)、Business Transformation(ビジネストランスフォーメーション)の2分野を投資領域としています。
Canon Marketing Japan MIRAI Fundの投資領域