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三菱鉛筆 インドにおける合弁会社(UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED)事業開始
2025年10月02日

 三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区、社長:数原滋彦)は、LINC LIMITED(本社:インド、Managing Director and CEO:Deepak Jalan)との共同出資によるインドにおける合弁会社(UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED)の事業を開始いたしましたので、お知らせいたします。

 

(写真:施設全体を撮影)

 

 当事業においては、当社の製品開発力、高い品質を持つブランド力と、LINC社の現地での豊富な知識、流通ネットワーク、ブランド力とを融合させ、合弁会社としての活動を開始しました。UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDは、両社協力の下、日本の技術と品質を、インドを中心としたユーザーが入手しやすく魅力的な製品にして提供し、インド市場における新しい筆記具のスタンダードを提案していくことを目指しております。

 

 UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDでの生産は、2025年9月よりインド市場のニーズに合わせた「ボールペン」から開始しました。まずは、当社の高い品質を保ちつつ、インド市場のボリュームゾーンに適した価格帯での製品開発に注力してまいります。今後、製品ポートフォリオを段階的に拡大し、より付加価値の高い筆記具への展開を行うことで、ユーザーの選択肢を広げ、現地でのポジションを強化していく予定です。

 

 10月1日には工場の開所式が行われ、当社とLINC社の両社が出席しました。この式典は合弁会社の事業開始を記念しつつ、未来に向けて規模を拡大していくパートナーシップの始まりとして催されました。

 

 「筆記具事業の成長継続と多角化推進」を成長ストーリーの一つとして掲げた当社「中期経営計画2025-2027」に沿って、UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDは当社の製品をより多くインド市場に展開していくための重要な役割を担ってまいります。さらに、将来的にはASEAN市場への展開強化も視野に入れ、調達等を含めたグローバルサプライチェーンにおける拠点の一つとしても位置付けております。

 

 筆記具業界は、デジタル化や環境意識の高まりなど、大きな変化の時期を迎えています。こうした状況下で、UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDは、インド国内外で筆記具の価値を再定義しながら、“書く・描く”を通じてあらゆる人々がユニークを表現する機会を支える「世界一の表現革新カンパニー」になることを目指す当社の活動の一つとして、シェア拡大とブランド浸透に向けたグローバル展開を加速してまいります。

 

 

参考:インドにおける合弁会社の概要

(1)名 称:UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED

(2)所在地:インド共和国 グジャラート州

(3)事業内容:筆記具の製造および販売

(4)資本金:200百万ルピー(約340百万円)

(5)設立年月:2025年1月

(6)決算期:3月

(7)純資産:200百万ルピー(約340百万円)

(8)総資産:200百万ルピー(約340百万円)

(9)出資比率:三菱鉛筆株式会社:51%、LINC LIMITED:49%

(注)インドルピーに併記の日本円は、1インドルピー=1.7円で換算しております。