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公式 YouTube チャンネル「有隣堂しか知らない世界」電流協アワード2026 特別賞を受賞
2026年05月29日

左から:相賀信宏氏(ネットアドバンス)、吉本龍司氏(カーリル)、当社 渡邉郁、選考委員長 植村八潮氏

株式会社有隣堂(本社:神奈川県横浜市 代表取締役 社長執行役員:松信 健太郎)が運営する公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」は、このたび一般社団法人電子出版制作・流通協議会(所在地:東京都千代田区、会長:入鹿山智也、略称:電流協)が主催する「電流協アワード2026」において、特別賞を受賞いたしました。

出版市場を取り巻く環境が大きく変化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進むなか、当社は2020年より「YouTube」を活用した新たな顧客接点の創出に取り組んできました。本チャンネルは、単なる商品紹介にとどまらず、書店員や出版社、文具・雑貨メーカーの担当者が持つ「偏愛」を、番組MC・R.B.ブッコローとの掛け合いを通じてエンターテインメントとして発信しています。こうした取り組みにより、「書店の新しいファンづくり」を実践し、現在ではチャンネル登録者数53万人を超えるコミュニティへと成長しています。こうした継続的な活動が評価され、2026年5月28日(木)に開催された授賞式において、本賞を受賞いたしましたことをご報告いたします。

■「電流協アワード」について

一般社団法人電子出版制作・流通協議会が主催する「電流協アワード」は、電子出版市場の発展、デジタルコンテンツを活用した新たなビジネスモデルの創出、出版文化の振興に寄与した優れた取り組みを顕彰する制度です。

第9回目となる「電流協アワード2026」では、自薦・他薦による多数の応募の中から、学識経験者や有識者で構成される選考委員会の審査を経て、「電流協アワード大賞」1件、「電流協アワード特別賞」2件が選出されました。

【関連URL】

「電流協アワード2026」大賞、特別賞が決定!

https://aebs.or.jp/Award/aebs_award2026decided.html

■選考の理由について

書店発のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」は、登録者数53万人を超え、書店員や出版社、文具・雑貨に宿る「偏愛」を起点としたコンテンツを通じて、独自のファンづくりを実践、多くの支持を集めています。番組MC・R.B.ブッコローを軸としたグッズ展開や店舗連動施策などにより、視聴者の来店や体験参加といった行動につなげてきました。デジタルでの発信にとどまらず、店舗体験やIP活用へと展開を広げ、ブランディング、デジタルコミュニケーション、コンテンツビジネス創出の面で顕著な成果を挙げている点が評価されました。

■担当者(社長室 デジタルクリエイティブチーム 課長 渡邉 郁)からのコメント

このYouTubeプロジェクトは2019年末、現社長・松信の「YouTubeをやるぞ」という一言から始まりました。書店業界の厳しい現状を前に、「自らメディアを持ち、直接お客様に声を届ける力を持つ」という強い危機感からの決断でした。

私たちが大切にしてきたのは「素直さと偏愛」です。MCのR.B.ブッコローと、対象を愛してやまない社員やゲストが熱量を込めて語る。その“企業公式らしからぬ”素直な発信が、現在53万人を超える登録者の皆様に支えられる原動力となりました。象徴的な事例として、ライブ配信で図鑑4,000冊が10分で完売するという経験もしましたが、私たちが求めているのは短期的な数字ではありません。私たちの真の目的は、「長期的に有隣堂のファンになっていただくこと」です。動画を通じて「本屋って楽しいな」「有隣堂に行ってみよう」と感じていただくこと。それこそが、書店文化を次世代へ繋ぐ道だと信じています。

今回の受賞理由である「書店のメディア化」という挑戦を励みに、これからも誠実さと好奇心を忘れず、「有隣堂らしい」発信を続けてまいります。本日はありがとうございました。

■「有隣堂しか知らない世界」の歩み

2020年~2021年:独自のスタイル確立とファン化

6月のリニューアル配信を機に、MCのR.B.ブッコローと個性豊かな社員による現在のスタイルが確立。2021年10月に登録者数10万人を突破し、公式グッズ展開も始動しました。

2022年~2023年:実店舗との融合とノウハウの書籍化

伊勢佐木町本店へのYouTubeスタジオ開設や初の生配信など、リアルとデジタルの連携を強化。2022年12月に登録者数は20万人に到達、2023年2月には運営の舞台裏をまとめた初の公式本を出版しました。

2024年:出演者の活躍とコミュニティの熱狂

名物バイヤーの著書出版や、24時間生配信の完走など、出演者の個性が光る企画が続出。視聴者との強固な絆を背景に、2024年8月には登録者数30万人を突破しました。

2025年~現在:5周年を経て、大台の登録者数50万人へ

ショート動画への参入や、開設5周年・プロデューサー著書の出版など、多角的な発信を継続。2025年8月に登録者数40万人を突破し、ついに2026年2月21日に目標としていた登録者数50万人という大きな節目を迎えました。今回の「電流協アワード2026 特別賞」の受賞は、当チャンネルがデジタル時代の新たな出版・コンテンツビジネスの形を提示する存在として認められた、記念すべき一歩となりました。これまでも多角的な取り組みが評価されてまいりましたが、登録者数50万人突破という節目を経て、デジタルとリアルを融合させた「書店の新しい可能性」を具現化している点が、出版・流通の専門領域において評価されたことは、当チャンネルにとって大きな意義があると考えております。

【主な受賞実績】

2021年3月:日本ショッピングセンター協会『第1回ショップスタッフが作った動画集』「ワクワク動画賞」受賞

2021年7月:アポロアワード2021「ユニークなSNS広報部門」受賞

2021年12月:コンテンツマーケティンググランプリ2021「動画コンテンツ部門」グランプリ受賞

2022年3月:日本ショッピングセンター協会『第2回ショップスタッフが作った動画集』「スタンダード動画賞」受賞

2023年3月:⽇本ショッピングセンター協会『第3回ショップスタッフが作った動画集』「スタンダード動画賞」受賞

 2026年5月:電流協アワード2026「特別賞」(今回)

■YouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』について

「有隣堂しか知らない」様々な世界を、スタッフが愛をこめてお伝えするチャンネルです。創業116年の老舗書店独自の世界観を、ぜひ楽しみながらご覧ください。きっと皆さんの役に立つ情報があるはずです。