ホーム > 新製品情報・特集 > プラチナ万年筆、闇夜の虎を蒔絵で神秘的に描いた「漆黒 闇鋭竹虎王図」蒔絵万年筆限定発売
プラチナ万年筆は、蒔絵としては金粉、銀粉等を使用しない炭粉(炭の粉)を使ったモノトーンの蒔絵技法「炭粉上げ」で虎と竹を軸に描いた万年筆を世界限定300本で9 月20 日から発売。
一般的に「蒔絵」とは金、銀の色粉等を漆で定着させる技法。このモデルは松煙(しょうえん)と呼ばれる炭粉を盛り上げる「炭粉上げ」技法で絵柄を描く、同社蒔絵ラインアップの中でも特に異彩を放つ蒔絵万年筆。全身黒軸の中心に書かれた「虎と竹」は、幾重にも炭粉を塗り重ね、立体感を出す蒔絵の中でも非常に手間が掛かる技法。空気の流れを一切遮断した部屋で、非常に細かい炭粉の舞い上がりを防ぐため蒔絵師自身も息を殺しての作業となり、緻密で手の込んだ作業が一本一本全て蒔絵師の技で施されていく。
また、陰影で表現する絵柄を更に奥行きを出すために、絵柄の場所によって盛り上げる高さを変える工夫も考えられており、日本の伝統工芸としての奥ゆかしさがある。金、銀のきらびやかな蒔絵と比べて炭色の厳かな下地絵として描き込まれた絵柄は光を受けるごとに黒のコントラストを高め、光と影の迫力ある虎の絵柄が浮かび上がる。
今回の絵の意味合いは、竹を人とし、竹林を世界と考え、その中を縛られる事なく堂々と生きていく、そんな様を想像し、製作。虎は縞模様が縦縞で、竹林や密林では判別されにくいので、そこに潜んで獲物を狙うと言われている。また、虎は一夜にして千里を駆けるという速さ、食物連鎖の頂点に位置する事から野獣の王といわれ、その力は、悪霊をも追い払うと言われている。
竹も同じく火にくべれば、大きな音がしてはじけるところから、悪霊を払うとされてきました。また、竹は、幹が空洞であり、葉も常に常緑で、堅くしっかり根をはることから、隠し事がなく、自制心があり、慎み深いことをあらわし、透明、純朴、素朴、永久、慈悲の象徴です。竹の節は人の人生をあらわし、物事を一つ乗り越え、突き破っても、上に上がり、精進せよという教えもあります。この闇鋭竹虎王図に込められた絵柄の強力なメッセージを届けるべく、1 本1 本丹精込めて完成した。
製品特徴
●漆黒 闇鋭竹虎王図 万年筆 世界限定300 本(胴にシリアルナンバー入)
●品番 PNB-80000T
●価格 80,000 円(税抜)
●製品仕様 胴軸、キャップ、天冠、(AS 樹脂に艶消し黒仕上げ)※黒蝋色漆で虎を盛り上仕上げ/
グリップ部分(AS 樹脂)/クリップ(ベリリウム銅にマットルテニウムメッキ)
天輪、カバーリング( 黄銅にマットルテニウムメッキ)
●ペン先 大型14 金ペンにルテニウムメッキ(細字、中字、太字)
●サイズ 全長139.5mm× 最大径Φ14.6mm 標準重量20.5g
●付属品 ※専用黒桐箱入※専用コンバーター付(クロームメッキ仕様、篆刻文字で「虎王」と表記)
※黒ちりめん袋付
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漆黒 虎 |
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漆黒 闇鋭竹虎王図2本 |
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黒桐箱 |
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虎王専用コンバーター |
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