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あたぼう、赤青鉛筆をモチーフにした飾り原稿用紙「赤青纂(あかあおさん)」を発売
2021年10月16日

株式会社あたぼうは、2021 年11 月から「飾り原稿用紙」の新作、「赤青纂(あかあおさん)」を発売します。

新作「赤青纂」は、文房具の代表的製品である赤青鉛筆をモチーフにした原稿用紙です。

これまでも原稿用紙に飾りをつけるというのは珍しく、また複数の色を使うというのはさらに珍しい状況でした。

今回の赤青纂では赤と青だけを使って、鉛筆の削りカスや影まで表現しています。また、右半分を青の罫線、左半分を赤の罫線で構成しており、よりカラフルに見えます。

デザインは、デザイナーhoririum 氏、監修は文具ライターである小日向 京氏です。弊社先行製品である、「蜜柑網」に続く二色刷りの飾り原稿用紙です。

■商品開発の経緯
元々、この赤青纂はデザイナーの horirium 氏が、今年初めに発売した「綾至極」と同様、イベント用にサンプル作成していたものが原型でした。非常にシンプルな罫線とインクジェットプリンターでフルカラー印刷されたサンプル品はイベントで絶大な人気を誇っていました。しかしながら、フルカラー印刷であることから、製品化にはコストがネックになることがわかっていたため、長期にわたりお蔵入りとなっておりました。

しかし、その後、弊社代表の佐川が「何とか、この赤青鉛筆の原稿用紙を二色刷りで実現できないものか」という要望を出し、これにデザイナーの horirium 氏が何とかしてみようということで開発が始まりました。

概ね、原形のデザインは完成していたため、レイアウトはあまりいじることはありませんでした。しかし、飾り原稿用紙の特徴でもある 5 文字、5 行区切りをどう表現するか、削った鉛筆のカスの部分をうまく表現できるか、また赤青鉛筆を立体的に見せるための影の表現などで制作の困難さがありました。

監修者の小日向氏は普段から原稿用紙に書いた原稿をこの「赤青鉛筆」で修正するような仕事の仕方もされており、非常にこだわりもあります。このため、そのこだわりをどのように実現していくかはhoririum 氏のデザイン力に頼りました。また、名称はシンプルに「赤青」を使うことはすぐに決まったものの、三文字目をどうするかでは苦労しました。結果、小日向氏の〝文章を修正するために赤青鉛筆を使う〟という点に着目し、情報を集めてまとめることを意味する「纂」の字を加えました。

最後に、蜜柑網の開発の時にも同じでしたが、色校正を数度行って、鉛筆自体の色、影の色、カスの色
などを何度も確認して完成に至り、発売が決定しました。

■商品詳細
「赤青纂」の最大の特徴は、二色刷りですが、二色で影や削りカスまでうまく表現しているところです。ぱっと見た感じ、フルカラー印刷にも見えるような工夫をしています。また、飾り原稿用紙では初めて罫線色を 1 色ではなく、2 色にしたのも特徴です。さらに、柱の部分が非常にシンプルになっています。紙は飾り原稿用紙の定番「キンマリスノーホワイト」で、ペンの滑りがとてもよいです。文字数は 20 字×20 行の 400 文字。いつもの飾り原稿用紙のように 5 文字ごと、5 行ごとに区切りがついています。

■仕様等
飾り原稿用紙 サイズ:A4 文字数:400 字詰め 紙:キンマリ SW
■JAN、型番、価格等
名称 JAN 型番 内容量 価格(税別)
飾り原稿用紙 赤青纂 4582486341465 GK0016 50 枚(単色) 480 円
■発売予定日
2021 年 10 月 20 日ころより出荷開始予定(店頭発売 11 月 13 日より予定)
■小売店様へ
ご注文は、当社直接取引の小売店様は添付のご注文書にてご注文ください。ご予約を承ります。
問屋帳合の小売店様は各お取引問屋様へご確認ください。
なお、店頭での販売は 11 月 13 日からお願いいたします。


【株式会社あたぼうとは】
中小企業診断士である代表取締役の佐川が 2009 年に設立。東京を中心に、中小企業の経営コンサルティング、IT導入コンサルティング、研修講師等の事業展開をしている。その一方、時間管理や文房具業界を研究しており、その一環でスライド手帳や文房具の開発販売を行っている。2016 年日本文具大賞 デザイン部門 グランプリを「飾り原稿用紙」碧翡翠で受賞。