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セーラー万年筆、震災後の需要により全国的に品薄が続く「個人向け外部被ばく線量計」を発売
2011年08月05日

 セーラー万年筆は、震災後の需要により全国的に品薄が続く「個人向け外部被ばく線量計」を8月上旬から1個29,900円(税別)で発売する。

 
 同社は、医療機器及び医学用線量計の専門メーカーである日立アロカメディカルとの間で、日立アロカ製の病院・医師・放射線技師・看護師向けの個人向け線量計である「PDM-122マイ・ドーズ・ミニ(国産製品)」を、一般ユーザー向けに販売することに合意した。線量計は、それぞれ目的に従って使うべき装置で、今回同社は、現場で働く作業員や子供たちの、ガンマ線の外部被ばく線量を測ることに特化した個人向け線量計を販売する。
 
「PDM-122 マイ・ドーズ・ミニ」は、病院内で医師や放射線技師が20年間にわたって使ってきた実績があり、品質には定評がある。小型軽量(本体重量39g)で、人体に有害なガンマ線を正確に計測し、時間当たり線量と積算線量を表示できる。生活者や子供たちの健康安全のために、PDM-122 は初心者でも使えるシンプルな設計ながら、性能はプロ仕様。またPDM-122は小数点以下の表示をしないため、自然界の放射線と混同しやすい微小な線量値に惑わされて、主婦などのユーザーがパニックにならないよう配慮されている。
 
市販開始時期は8月8日。セーラー代理店やネット直販などのチャンネルを通じて全国で販売、初年度は5 万本~10 万本の販売を目指す。