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プラチナ万年筆、蒔絵を万年筆に施す時に使用する青と緑の色表現が可能な「漆」を開発 
2011年10月13日

 プラチナ万年筆は、伝統工芸の蒔絵を万年筆に施す時に使用する、画期的な漆を初めて開発した。主に蒔絵のなかでも、時間経過と共に表面変化が楽しめる「溜透かし」技法専用の漆を開発し、銀ベースの下絵に今回の漆を塗ることにより、今までこの技法で表現できなかった青と緑の表現が可能となった。

  特殊な色粉を練り合わせ、通常のあめ色をした朱合漆とは比べものにならない「青色の透け」を、実現できる漆を作ることに成功し。この透明色漆ができたことで、本来作家が求める色合いにより忠実に近づけることができ、漆としては、新たな表現が可能となった。量産化が現段階では難しいため、当面は弊社子会社である手作り万年筆工房(有)中屋万年筆での製品に導入。14日から受注生産を開始する。