ホーム > 文具ミニミニ歴史館
鉛筆の起源は古く、古代ギリシャ、ローマ人は鉛のかたまりを円板状にして、そのまま鹿の皮などに記号を記入していた。現在のような鉛筆になったのは、1564年に英国で発見された黒鉛を、木片にはさんで用いたのが最初。その後、ファーバーやステッドラーが黒鉛の粉と硫黄を混ぜて固める方法を工夫したが、なかなかうまくいかなかった。
1795年にフランスのコンテが、黒鉛の粉末と粘土を混ぜ、高温で焼いて作る方法を発明した。この方法は原料の割合で芯の硬さを調節できるため、今も世界中で採用されている。日本に初めて鉛筆がもたらされたのは、江戸時代の初期。オランダ人が徳川家康に献上したのが最初らしい(静岡県久能山の東照宮に、家康の遺品という南蛮渡来の鉛筆が保存されている)。
明治になってからも日常的にはあまり使われず、本格的に普及するのは大正に入ってから。日本人の手による最初の鉛筆は、明治14年に井口直樹によって試作品が作られた。明治20年には真崎鉛筆(現在の三菱鉛筆)ができた。当初は手工業の域を出なかったが、次第に機械化されていった。
「サンエックスユニバースフェア2025」キャラクターがそれぞれの世界を越えたサンエックスタウンを提案 2025年10月27日
前年の2倍となる36%の企業が生成AIを既に導入【J.D. パワー 2025年ITソリューションプロバイダー顧客満足度調査℠<独立/ユーザー系>】 2025年10月24日
セーラー万年筆 おかげさまで発売30周年『ふでDEまんねん30th』数量限定発売 2025年10月24日
コクヨ オフィスの傾向を知る「2025 OFFICE DATA BOOK」を公開 2025年10月24日
手帳や文具を五感で楽しめる「LOG LAB2026 by NOLTY + MARK'S」を 2025年11月16日(日)に東京・大手町で開催 2025年10月24日
トンボ鉛筆 速乾ゲル。にじみにくく、ウラ抜けしにくい。 ゲルインクを進化させた「モノドライインク」新開発 『水性ゲルボールペン モノグラフライト』発売
日本出版販売「ノートデコキット」シリーズから人気クリエイター15名とコラボした新商品
ゼンリン 文具や雑貨ブランド「 Map Design GALLERY」が47都道府県のシルエットと名産品や名所をデザインした「ジャカード織タオルハンカチ」
新日本カレンダー カレンダーとボールペンが一体化? 見た目も斬新な「スクリブルカレンダー」が新登場!
エプソン販売 6色インク搭載のA3サイズ対応プリンター『EP-988A3』ふだんはA4、ときどきA3プリントが、学習と推し活に便利