ホーム > 文具ミニミニ歴史館
折る刃式のカッターは、昭和31年、岡田良男(オルファの創業者)によって発明された。発明のヒントになったのは、ガラスの破片と板チョコというからおもしろい。
昔の職人はちょっとした物を切ったり、切り込み線を入れるのにガラスの破片を使った。そして切れ味が悪くなると、ガラスの破片を小石などにぶつけ、再び鋭い破片にして使用した。その様子にヒントを得て、紙などの薄い物を切るには、刃の先端だけが常に鋭く切れるようになっていればよい、包丁のように研いで使うことはなく、刃先だけ簡単に替えられればよい、と岡田は考えた。ただガラスの破片では危ない。使い勝手や寿命を考えどうしても刃物鋼を使用したい。問題は折っていく方法。そこではと思いついたのが、折れ目が入った板チョコというわけ。
こうして折れ目が連続して付けられた板状の刃が作られた。切れ味が鈍くなれば、刃折り具で折り取る。当初、その便利さから印刷やデザイン関係者の間で人気が高まった。やがて一般ユーザーにも歓迎され普及していく。
「第18回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」グランプリ受賞作品「ライン印」 2025年10月14日
高級筆記具ブランド<KOKUYO WP>2周年を記念した『Limited Edition 2025 木軸・金属軸』の展示即売会・抽選販売を実施 2025年10月14日
【ロフト】10月24日(金)アル・プラザ小松1階に「小松ロフト」オープン 2025年10月14日
キヤノンITソリューションズ「Security Days Fall 2025 Tokyo」でクラウドセキュリティのリスク可視化とゼロトラストをテーマに2講演と展示を実施 2025年10月14日
キヤノンMJ 情シス担当者向け無料セミナー「社内ヘルプデスク実態調査に変化 問い合わせ対応の崖に、どう立ち向かう?~PoC結果から生成AIの有用性を考える~」を開催 2025年10月14日