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ゼムクリップは、ドイツから製造機械が輸入された大正末期に大阪で初めて生産された。今でもその多くは大阪で生産されている。素材としては針金製が主だが、昭和34年頃から、プラスチック製のものも出回り始めた。また、線材にカラービニール皮膜を施し、カラフルにしたものや、V字型のおしゃれなものなど、多種多様化している。
クリップのもう一つの代表といえる目玉クリップは、ヨーロッパで開発され、明治の開国とともに、他の商品と一緒に入ってきたと考えられる。ピン(留め針)は、衣服を縫う針と区別がつきにくいが、糸を通す孔のある針は、旧石器時代の後期にフランスを中心としたヨーロッパで骨角型のものが使われた。金属の利用とともに金属製に移行した。衣服を留める一本の針状の留め針としては、エジプトで石器時代に骨製が、メソポタミアで紀元前3000年紀半ばに青銅製のものが現れる。
針の抜け落ちを防ぐ安全ピン式のものは、紀元前2000年紀末に登場。現在の安全ピンとほぼ同じ形式の、針と弓形の部分がバネでつながったものは、青銅器時代から鉄器時代に、南・南東ヨーロッパで発達した。
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