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印章はオリエントで発明され、紀元前3200年にはすでに使用されていた。その後、世界中に広がった。印章の種類もスタンプ式のほか、オリエントのように円筒形の表面を彫り、ころがして帯状になるもの、また文字印章のほか絵印章、また刻印の仕方として陽刻と陰刻、使用目的では、所有権の表示、封印、証印、落款印などさまざま。材質も多彩だ。日本では、1784年に九州の志賀島で発見された漢委奴国王の金印が最も古い。明治元年に官庁印、官職印の制度が定められた。
スタンプ台は、外国での発生は不明だが、日本に初めて輸入されたのが明治20年で、ゴム印とともに入ってきた。これは、使用するたびに布面にインキを塗布するもの。またこのころ、鋳造ゴム印の製法も米国人から伝授され、横浜で製造が始まり、スタンプ台とともに全国に広がって需要も拡大していった。
インキを一回ごとに塗らずに、連続して使える万年スタンプ台は、大正年間に登場、東京古一堂のパイオニア印が草分け。さらに大正15年に舟橋商会(現シヤチハタ)が、シヤチハタ印万年スタンプ台を発売して評判となった。
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