ホーム > 文具ミニミニ歴史館
今から4000年前、ギリシャのバァジックという男がコンパスを考案したのが製図用品の始まりと、神話的に伝えられている。数学者ピタゴラスもコンパスを幾何学に使用し、天文地理の学者や航海術にも使用されていた。この頃のコンパスの材料は木材だったという。その後、製図器はヨーロッパでコンパスを中心に発達したが、その形式には英式、仏式、独式の三様式がある。
わが国での起源は江戸時代に蝦夷測量にあたった伊能忠敬が、竹製コンパス、定規などを使用したのが始まり。しかし、今日のような発達をみたのは輸入品によるもので、初めての輸入は幕末の嘉永年間であったと伝えられている。 国産では、明治2年に東京本所で和田貞一郎により作られた仏式コンパスが第一号。これが洋式製図機械製造の開祖といわれている。和田は江州の生まれで井伊家の鉄砲師であっただけに、その製品はすぐれたものであったという。
その後、学校教育にも採用され、建築、測量、その他の製図の必需品として需要は増大していった。従来、仏式は普及品、英式・独式は専門家用であった。
『ロフトのペン覧会』初開催!限定品や新作アイテム、日本に流通していない海外仕様品など集積展開 2021年03月05日
『TokiiRo 文具・時計』表参道にオープン クレパス柄時計カスタマイズ、カラーインク作り、色を楽しむ体験 2021年03月05日
サクラクレパスの創業100周年記念サイト オープン!クレパスやクーピーでおなじみ 2021年03月05日
MDS、新しいカタチの文具新製品合同展示会「グリッドアンドモジュール2nd 2021」と一般向け「マスキングテープジャンボリー」がコラボ開催 2021年03月05日
コクヨ・カウネット「健康経営優良法人(ホワイト500)」に3年連続4度目、コクヨマーケティング「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2年連続認定 2021年03月05日