ホーム > 文具ミニミニ歴史館
折る刃式のカッターは、昭和31年、岡田良男(オルファの創業者)によって発明された。発明のヒントになったのは、ガラスの破片と板チョコというからおもしろい。
昔の職人はちょっとした物を切ったり、切り込み線を入れるのにガラスの破片を使った。そして切れ味が悪くなると、ガラスの破片を小石などにぶつけ、再び鋭い破片にして使用した。その様子にヒントを得て、紙などの薄い物を切るには、刃の先端だけが常に鋭く切れるようになっていればよい、包丁のように研いで使うことはなく、刃先だけ簡単に替えられればよい、と岡田は考えた。ただガラスの破片では危ない。使い勝手や寿命を考えどうしても刃物鋼を使用したい。問題は折っていく方法。そこではと思いついたのが、折れ目が入った板チョコというわけ。
こうして折れ目が連続して付けられた板状の刃が作られた。切れ味が鈍くなれば、刃折り具で折り取る。当初、その便利さから印刷やデザイン関係者の間で人気が高まった。やがて一般ユーザーにも歓迎され普及していく。
ケイティケイ株式会社、株式会社ディエスジャパン、原貿易株式会社の三社でカーボンニュートラルの推進等に関する連携協定を締結 2025年01月17日
パイロットコーポレーションが挑む新たな取り組み WEBサイト『PILABOT(ピラボット)』開設、及び衣服『YUDANGI(ユダンギ)』を発売 2025年01月16日
カシオ計算機 電卓の初号機「001」を発売してから60周年。60年のノウハウを結集した長く愛用できる電卓『Comfy JT-200T』発売 2025年01月16日
2025年で「クレパス(R)」発売100周年!記念した新商品3種を1月下旬に発売 2025年01月16日
サンエックス くまモンのぬいぐるみ 製作が決定! サンエックス広報「コロニャ」と「くまモン」がコラボ動画を公開! 2025年01月16日