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ワードプロセッサ(ワープロ)は、1960年代の後半に米国IBM社が販売を開始したのが最初。日本語ワープロは、漢字処理の難しさから開発が遅れ、第1号機が開発されたのは、それからほぼ10年後の昭和53年だった。
第1号機は、東芝の「JW-10」で価格は630万円もした。当初は高価格、文字品位の悪さ、入力方式の混迷、用途の狭さなどの要因で、普及が懸念された一面もあったが、メーカーも次々と参入、価格も急激に下がり機能も飛躍的に向上した。
その後、事務機器の中でも重要な市場となり、ビジネス分野だけでなく、家庭にまで普及した。平成6年の家庭への普及率では37%に達した。
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